Inputは忍耐、Outputは恥をかくこと

少しまとめますと、Inputは忍耐が必要となります。Outputは恥をかくことの繰り返しです。ひるまず、じわじわやりましょう。

  • 前述した一日何時間も読むなんていうのは、まさに忍耐が必要です。また、好きでないとやってられない面もあります。わたしがTimeを3年間購読したときには朝仕事前に1時間、昼ランチを食べて30分、ねる前に布団の中で1時間と決めて3年間やりました。好きでないとできません。
  • 聞くのは実はもっと忍耐力そして集中力が必要です。相手は待ってくれません。どんどん先に行ってしまいます。したがってこれは比較的短時間でも、キッと集中してといったのはそのためです。
  • 書くのも話すのも最初は本当に恥の連続です。今の会社に入社当時私の英語力はTOEICでいえば、750点くらいでした。実は何とかなるだろうと思って、入ったわけです。
  • ところが会社はこてこてのアメリカそのままのオペレイションで正直びびりまくりでした。かかってくる電話におびえ、話しかけてくる外人にびくびくし、何時間もかけてレターを書き.....。でもそういうのを乗り越えないとしょうがないという恵まれた環境でした。
  • 未だに忘れられない大恥をかいたことがあります。ある提携会社との大きな会議で通訳のまねごとをさせられたのです。ところがうまくいったのは最初のパラグラフだけで後は一つのミスをきっかけにぼろぼろ。挙げ句の果てに会議相手の会社の側で司会をされていた方に「もういいですよ」といわれ、もろへこみ。同席していた十何人もの同僚にそれを見られ、「あ”〜、もうだめだ」。最悪です。
  • でもね、そういう恥を繰り返してうまくなっていくんだなと最近思います。ちなみにその会社の司会をしていた人は今は取締役常務か何かに出世され、たまにお会いするたびに未だに身が細ります。